北条五代の夢と足跡を求めて

老いたる馬は道も忘れず...彼らの夢と足跡をいつまでもこの胸に 予約はこちら

reserve

高柳城1
高柳城2

■歴史■
城の創築は相馬氏の居館と考えられてはいるが、その歴史は不明である。戦国時代になって下総小金城(千葉県松戸市)の高城氏がこの地一帯を押さえているので、高城氏がこの城を取り立てたのではないかと言われている。

■2023-02-11 09:32 県道が分断する城址...東側に名残りが■
歴史が定かではない古城は触手が伸びん思いもあるが、そうは言っても埼玉県の杉山城の例もあるから無視も出来ないか...。城跡を県道8号線が見事に分断しておりまして、先ずは遺構が残る東側を見て歩く。林の中を歩くような感じですが、十分に表面観察は可能でした。明らかに土塁と分かる凹凸が南北に走りますが、“これ”を写真に収めてもパッとしませんな。撮影技術がない僕では実際に自分の目で見たときのような再現が無理か。正直、あまり古城の匂いも感じ取れなかったのも事実ですが...。反対側(西側)は竹林が侵入者を防いでますが、労せずに攻略可能です。主郭が置かれていたようですが、土塁や空堀などは見られません(上の2枚の写真が西側部分)。何を撮って良いか分からず石仏にお参りしシャッターを押す。そして竹に足を取られ左膝を痛める。ここで長渕剛の「RUN」と言う歌を思いだし、その歌を口ずさみながら城跡を後にした。最後に南西方面から城跡の写真を撮ったが、古城の雰囲気があるな~(上の写真)。真ん中の窪みが県道になるんでしょう。

高柳城の図は「余湖くんのお城のページ」からお借りしています。
     (写真撮影の位置を表す青の記号は管理人の書き込み)

高柳城3

■高柳城 データ■

・東武鉄道野田線「高柳駅」下車、徒歩25分
・史跡指定:ー
・城の形状:平山城
・築城年代:不明
・築 城 主 :不明
・廃城年代:不明
・城の別名:ー
満足度 ★☆☆☆