北条五代の夢と足跡を求めて

老いたる馬は道も忘れず...彼らの夢と足跡をいつまでもこの胸に 予約はこちら

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■歴史■
城の創築も、その歴史も不明。江戸時代に書かれた『相中雑志』に、「スベテ大森寄栖庵(氏頼)城ヲ花岳城ト云ト云々。大森ノ跡ヲ城源寺ト号ス」と言う記述があるようだ。

■2021-06-10 12:54 綺麗な庭...昔は競馬場でした■
その歴史も定かではなく、城館の実態も不明...分かっていることは、大正時代に花岳競馬場が作られたと言うことですか。ただし、その命も5年ほどだったとか...。古城の遺構もそのときに崩されたのでしょうし、周辺一帯は住宅地でもある。当然、古城の面影などは求めようもない。現在は城源寺と言うお寺が建ち、住職さんが管理されているのでしょうか、とても綺麗なお庭になっている。歴史散策などして、ちょっと疲れたときに小休憩するには持って来い(もってこい)の場所でもある。この日は天気も良く、午前中に城山一帯を歩いた僕はここでお茶タイムを摂りました。小田原と言えば北条五代ですが、小田原の基盤を作ったもう一人の英雄「大森氏」を忘れてはいけない。その軌跡は決して明らかではありませんが、彼のゆかりの地で想いを巡らせるのも良い。ところが僕の頭の中を馬が駆け巡る。本当にここが競馬場だったの...現在のこの地の姿からはとても信じられません。


(小田原市デジタルアーカイブより)

■花岳城 データ■

・JR東海道線「小田原駅」下車、徒歩10分
・史跡指定:ー
・城の形状:平山城
・築城年代:不明
・築 城 主 :大森氏か
・廃城年代:不明
・城の別名:ー
満足度 ☆☆☆☆