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■歴史■
糠部（三戸）五ヶ城の一つとされるが、その歴史については明らかではない。鎌倉時代には横溝新五入道、会田四郎三郎が館主としてその名が伝えられる。南部家の時代は御宝物奉行を勤めた馬場吉武が城主とされる。
■2022-11-16 11:41 標柱が建てば...それで満足、満足なのだ！■
三戸の町から歩いて向かったが、途中で雨に見舞われる。この時期の東北の雨は冷たく、体の芯から冷える思いがする。幸いにも小1時間ほどで雨は止み、太陽が顔を覗かせてきたので助かった。馬場館跡は町の史跡に指定されているようだが、古城の遺構は見当たらない。当時は四方を土塁と堀で囲まれていたようだが、現在は宅地と畑地が並び、その面影は感じられない。標柱が建つ車道はかつての堀跡だと伝え、畑地となる微高地の端が窪んでいて「堀跡？」と希望的観測で写真を撮ってみたりもする（写真上）。畑地に土足で踏み込むわけにもいかず、その入口付近から眺めるだけで我慢をする。畑地の奥まで入っていくと土塁の遺構でも見られるのかも知れませんが、家主が不在で許可も取れませんでした。
■馬場舘 データ■
・青い森鉄道「三戸駅」下車、徒歩35分
・史跡指定：町指定史跡
・城の形状：丘城
・築城年代：不明
・築 城 主 ：不明
・廃城年代：不明
・城の別名：ー
・満足度 ★☆☆☆
